古着や家具、ブランド品といった今まで使っていた生活用品がいらなくなった場合、不用品として買取に出すことができます。しかし、買取の業者をしっかりと選ばなければ、適正価格で買い取ってもらえない場合があります。
そこで今回は、不用品を買取に出す際の業者選びの注意点についてお話しします。
買取の3つの種類
不用品の買取には3つの種類があります。
まずは、リサイクルショップです。
リサイクルショップは、古着から家電や家具などの一般的な家庭にあるもの、さらにはブランド品や美術品といった査定の難しい品物まで扱っています。
リサイクル品として買い取ったものを再度新しい持ち主の手に譲り渡すことが目的ですので、基本的に価値のあるものであればどんなものでも買い取ってもらえます。
ただし、お店によって何を買い取ってもらえるかは異なり、扱っている範囲外の商品だと正確に査定してもらえない可能性があるので、ホームページを見て扱う商品の範囲を見定めておく必要があります。
二つ目が、引越し業者です。
引越しに際して不要になったものを査定し、買い取ってもらえるサービスになります。
引越しを依頼した時以外でも利用することはできますが、基本は引っ越すのと同時に不用品も回収してもらうため、手間がかからず便利です。引越し直前まで使いたい電子レンジや冷蔵庫といった家電、古くなったから捨てようと思っていた家具など、汚れがついてしまって高値では買い取ってもらえそうにないものを回収してくれます。
三つ目が、買取専門業者です。
これはリサイクルショップと引っ越し業者の中間的な役割のものになります。
ご家庭で不用品が出たときに家まで業者が来てくれて、その場で査定と買取を行うのが一般的です。出張費がかかるため、不用品が数点程度と少ない場合には利用せず、ある程度物が溜まった時に依頼するようにしましょう。
買取に出すものは家電や家具といったどのお宅にもあるような家財道具です。
美術品や食器、ブランド物のバッグなどは細かい査定を受けられた方が良いので、リサイクルショップに出すことになります。
家に不要な家具、家電があって売却したい、リサイクルショップに持って行くのが手間だと感じていらっしゃる方にはおすすめです。
高価買取をするためには?
買取で高価買取をするためには、いくつかの要点を押さえておきましょう。
まずは、品物ごとに適切な業者を見つけ適正価格で買い取ってもらうことです。
ブランド物のバッグや食器を普通の買取業者や引っ越し業者に買い取ってもらうと安く買い取られてしまいます。
また、買取に出す際はなるべく商品の状態を良くしてから持って行くようにしましょう。
電子レンジや冷蔵庫は自分で拭き掃除をしたり、たんすに眠っていた骨董品はほこりを落としてから持って行ったりすることで、高価買取につながります。
業者を具体的に知るにはそれぞれのホームページを比べてみることも効果的なので、ぜひ実践してみてください。