最近のパソコンは高価なので、新品ではなく中古品のパソコンを買う方もいらっしゃるでしょう。
そのとき、ライセンス認証を求められて困っていませんか?
「ライセンス認証って何?」
「せっかくパソコンを買ったのに、ライセンス認証できないから使えない!」
とお悩みかもしれません。
そこで、今回は中古品のパソコンを購入したときに必要なライセンス認証についてご説明します。
■ライセンス認証とは何か
ライセンス認証とは、簡単にいうと、「いま操作しているあなたは、このソフトウェア(パソコンのOSやOffice製品など)を使ってもよい人なのか、使う権利がある人なのか」ということを確認する作業です。
中古品売買によって、パソコンの「ハード」自体の所有権は元の所有者(=売り手)からあなた(=買い手)に移っています。
しかし、パソコンの中のソフトウェアは、あなたがそのソフトウェアを使う権利があるかどうかをまだ知らないので、ライセンス認証によって教えてあげる必要があります。
■ライセンス認証がうまくいかないときにはどうしたらいい?
中古品のパソコンでは、ライセンス認証がうまくいかないことがあります。
例えば、OSとしてWindowsを搭載しているパソコンでWindowsのライセンス認証をしようと思っても、許可された台数を越えてプロダクトキーが使われている場合がその一つです。
プロダクトキー(別名:シリアルナンバー)は、個々の製品を識別するための番号です。
パソコン自体と同様に、どれも同じに見えるソフトウェアも、個々の製品がプロダクトキーによって別のものだと識別されています。
1つのソフトウェアが使えるパソコンの台数には、メーカー(Windowsなど)の条項によって規定されているので、規定台数以上のパソコンで、1つのソフトウェアを使うことはできません。
このような理由でライセンス認証がうまくいかない場合、中古品のパソコンを買ってきた店に、元のプロダクトキーを要求しなければなりません。
それができない、もしくはそれをしてもうまくいかない場合には、新たにプロダクトキーを取得する必要があります。
■まとめ
以上、中古品のパソコンを購入したときに必要なライセンス認証についてご説明しました。
専門的な内容なので、あまり分からなかった…という方がいるかもしれません。
また、これを読んで試してみたけど、上手くいかなかったという方もいるかもしれません。
そんなときには、まず中古品のパソコンを購入元やパソコンのメーカーにお問合せください。