お部屋を整理していると、仏像の処分に困ることがあります。
ゴミとして処分するには気が引けるという方も多いでしょう。
結論を申し上げると、魂抜きと呼ばれる儀式を行えば、ゴミとしても処分ができるようになります。
そこで今回は、そもそも仏像とは何かと、仏像の処分方法について紹介します。
□そもそも仏像とは?
まずは、仏像を処分する前に、そもそも仏像とは何なのかを理解しておくことが大事です。
仏像とは何かを知っていることで、気持ちの整理をつけやすくなり処分がスムーズになります。
では以下より、仏像の意味について解説します。
仏像とは、仏や仏陀が神格化・偶像化されたもののことを言います。
そして、仏や仏陀とは、仏教の完全な悟りを開いた聖人のことです。
仏教の世界では、悟りを開くと、苦しみや迷いのないあの世へ行けるとされているため、多くの人が仏像を崇拝しています。
また、日本に仏教が広まった要因の1つとして、仏像という崇拝の目に見える対象があったということが挙げられます。
□仏像の処分方法をご紹介!
それでは以下より、仏像の処分方法を3つ紹介します。
1つ目は、粗大ゴミとして廃棄する方法です。
仏像は作られる際に、作り手によって魂が入ると考えられています。
それゆえ、魂が入ったままの仏像を廃棄するのは一般的に禁忌とされています。
仏像を粗大ゴミとして廃棄する場合は、魂抜きと呼ばれる儀式を行うようにしましょう。
閉眼供養とも呼ばれる魂抜きを行うことで、魂が抜け、粗大ゴミとして廃棄できるようになります。
その後は、お住まいの自治体のルールに従って処分するようにしてください。
2つ目は、お焚き上げして焼却処分する方法です。
魂抜きをした仏像は粗大ゴミとして処分可能ですが、ゴミとして扱うのには抵抗があるという方も少なくないでしょう。
そのような場合は、お寺に依頼することで、お焚き上げと呼ばれる焼却処分が可能です。
ただし、檀家しかお焚き上げの依頼を受け付けないとしているお寺もあるので、事前に確認しておきましょう。
3つ目は、買取業者に依頼する方法です。
仏像は、廃棄・焼却処分する以外に、買い取ってもらうという方法があります。
当社でも買取を行っておりますので、売れるのかとお悩みの方は気軽にご相談ください。
□まとめ
今回は、そもそも仏像とは何かと、仏像の処分方法について紹介しました。
仏像を処分する方法は、粗大ゴミとして廃棄する・お焚き上げして焼却処分する・買取業者に依頼するの3つの方法があります。
ご自身に合うものを選ぶと良いでしょう。
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