「動力エアコンを処分したいけど、方法が分からない」
動力エアコンは自治体で捨てられるのか、それとも特別な業者に依頼した方が良いのかと悩んでいる方は多いでしょう。
処分方法はエアコンによって違い、間違えると罰則の対象となるため、注意が必要です。
そこで今回は、動力エアコンの処分の流れ、処分する際の注意点を紹介します。
□動力エアコンの処分の流れとは?
1つ目は、自治体の認可を受けた業者に回収を依頼します。
認可を受けた業者もしくは産業廃棄物取扱業者にHPか電話で依頼の申し込みをし、作業日を決定します。
当日スタッフがやってきて、作業をすることになります。
エアコンの取り外しは配管が複雑な事が多いため、無理せず業者に依頼しましょう。
2つ目は、回収と運搬、破壊費用を支払います。
具体的な費用はエコアンの設置状況や種類によるため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
主な費用の内訳は以下の通りです。
・フロンガス回収・撤去費
・フロンガス運搬費用
・業務用エアコン運搬費用
・破壊証明など
□動力エアコンを処分する際の注意点
1つ目は、家庭用エアコンとは処分の仕方が違うことです。
家庭用エアコンは家電リサイクルの対象品目に指定されているのに対し、業務用エアコンなどはフロン回収・破壊法に基づいた処分が義務付けられています。
遵守する法律が異なるため、処分方法にも注意する必要があります。
2つ目は、産業廃棄物処理業者へ依頼することです。
家庭用エアコンだと一般廃棄物処理業者への依頼ができます。
しかし、先ほどお話したように、業務用エアコンなどは産業廃棄物に当てはまるため、産業廃棄物業者へ依頼する必要があります。
依頼先を間違えると、引き取り不可となるため注意しましょう。
3つ目は、誤った廃棄をすると、処罰される可能性があることです。
業務用エアコンなどは正しい方法で廃棄しなかった場合、法律違反となり、処罰の対象となります。
例えば、フロンを抜かずに廃棄した、あるいは依頼した業者が不法投棄した場合です。
この場合は1年以上の懲役もしくは、50万円以下の罰金となる可能性があります。
場合によっては両方が科せられることがあるため、注意してください。
□まとめ
今回紹介したように、エアコンの処分方法はどのエアコンを持っているのかによって違います。
エアコンを処分する際は、ご自身が持っているエアコンが家庭用エアコンか確認してください。
それから、今回紹介した内容を参考に、適切な業者を選びましょう。
当社ではスポットエアコンなど業務用エアコンの取り扱いもしております。
エアコンの処分でお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。