壊れた家電の処分、どうしていますか。
「もったいないけど、壊れて使えないし」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、壊れた家電の処分には、種類によって適切な方法や費用が異なります。
適切な方法で処分しないと、環境問題や経済的な負担につながってしまうことも。
この記事では、壊れた家電の種類別に、処分方法や注意点などを解説します。
□壊れた家電の処分方法は買取?
壊れた家電の処分は、家電の種類によって大きく異なります。
ここでは、主な家電の種類別に、リサイクル方法と費用を解説します。
1:家電4品目(テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン)
家電4品目は、家電リサイクル法の対象となるため、一般家庭では、購入したお店や新しい家電を購入するお店に引き取りを依頼する必要があります。
2:小型家電(携帯電話、パソコン、ゲーム機など)
小型家電は、家電リサイクル法の対象外ですが、多くの自治体で回収ボックスが設置されています。
回収ボックスに捨てられない場合は、購入したお店やメーカーに問い合わせてみましょう。
3:パソコン
パソコンは、個人情報やデータの流出を防ぐために、適切な方法で処分することが重要です。
ハードディスクを物理的に破壊するなど、データ消去を徹底しましょう。
4:その他の家電
家電4品目や小型家電以外の場合、自治体の粗大ゴミとして処分できる場合があります。
自治体のホームページなどで、処分方法や費用を確認しましょう。
□違法な無料回収業者に注意!安全な処分方法を選ぶ
壊れた家電を処分する際には、無料回収を謳う業者に注意が必要です。
無料回収をうたっていても、実際には高額な費用を請求されたり、不法投棄されたりするケースもあります。
1:無料回収の落とし穴
無料回収業者は、一見お得に見えますが、実際には高額な費用を請求される場合があります。
また、不法投棄される可能性もあり、環境問題にもつながります。
2:自治体の回収ボックスの利用
小型家電は、自治体の回収ボックスに無料で捨てられます。
回収ボックスの設置場所や対象となる家電は、自治体のホームページで確認しましょう。
3:製造メーカーへの回収依頼
パソコンや携帯電話など、一部の家電は、製造メーカーが回収を行っている場合があります。
メーカーのホームページなどで、回収の有無を確認しましょう。
4:業者に依頼する際の注意点
業者に依頼する場合は、事前に見積もりを取ったり、評判を調べたりすることが大切です。
また、契約内容をよく確認し、不明な点は質問しましょう。
□まとめ
壊れた家電の処分は、種類によって方法や費用が異なります。
家電リサイクル法の対象となる家電4品目は、購入したお店や新しい家電を購入するお店に引き取りを依頼する必要があります。
小型家電は、自治体の回収ボックスを利用できる場合があります。
パソコンなどのデータを含む家電は、適切な方法でデータ消去を行い、処分しましょう。
違法な無料回収業者に注意し、安全な方法で処分することで、環境問題や経済的な負担を減らせます。